この本では、産婦人科医が多くの子供の証言をもとにして
著者の考えをもまとめたものだと思っています。
以下にはその中で私が重要だと思った部分をまとめてます。
人はなぜ生きるのか?
↓
経験を積んでたましいを成長させるため
生れてくる目的
①親、特にお母さんを成長させること
虐待されることも全部知って生まれてくる
それは親に「そんなことをしてはいけないよ」と教えるため
もし失敗しても何度でも生まれ変わって同じことを繰り返す
②自分の人生のテーマを追求する中で多くの人の役に立つこと
<11~16歳位の間に①のステップを卒業して②に進む>
「辛」と「幸」は一つ横棒があるかないかだけ
気持一つで「辛い」が「幸せ」になるのだ!
人間として生まれてきた以上私たちは他人を傷つけたり
悲しませたり生きていくために殺生をしたりといった
「悪いこと」と全く無縁に生きることはできない
↓
はじめから光り輝いている魂は
わざわざ人間として生まれる必要はないのだ
けれど、もっと輝きたい魂は肉体をまとうことでいったん曇り
磨くことでその汚れをとりまた曇っては汚れを取り・・・
というプロセスをかさねることで最初はわずかだった輝きを
どんどん増していこうとするのではないか?
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つまり矛盾しているようだが
大きく光り輝くためにはいったん曇らなければならないのだ
ちょうど鏡を磨くとき息を吹きかけて曇らせるのと似ている
生きていることそのものに意味がある
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ある6歳の男の子がお母さんに向かって
「せっかくこの世に生まれてきたのだから
何か自分の存在を通して恩返ししたほうがいいよ
そのためにぼくがいるんでしょ?
ぼくは手伝わないけどね
ぼくにはきちんとやるべきことが他にあるんだから
でもいつでもママのことを応援しているし見ているよ
ぼくのママなんだから がんばれるよ」
↓
つまり究極的には
私たちは生きているだけで誰かの役に立っているのだ
もちろん生きていることで迷惑もかけているが
私たちはあらゆる人々とつながっていて
目に見えないところで人の役に立っているのも事実である
人は愛するために生まれてきた
「もったいない」とか「ありがたい」という言葉は
私たちがつながりの中で生きていることを教えてくれる
試練を通して学んでいくことそのものに意味がある
そして外側から自分をしばる道徳に頼らなくても
自らの中に規範を持ち調和した人生を歩むことが大切である
「ぼくは『お母さんだいすき』って言うために生まれてきたんだよ」
(5歳の男の子)
自分はお父さんにもお母さんにもなれないからこそ
生徒を通して感じることが多かったのですが
これは産婦人科医が書いた内容だけあって
客観的事実に自分の意見を書いているから
信憑性が有るかなと感じています。
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